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色気付く

 

男は色気がないとだめだと思う。

いや、女もだな。

人は色気がないと駄目だと思う。

残念ながら色気と言ってもセクシャルの話ではない。

 

最近、一生懸命新しい服を着ようとしているが、ほっておいたら

ユニクロで年中過ごし、出かけるときも何を着ていけばいいのか

わからず、右往左往するセンスのなさだ。

女性に対しても全くダメ。イタリアーノにはなれない。

 

少し前だが”ちょい悪オヤジ”なんて言葉が流行ったが、

憧れはしても到底なれそうにない。

裸足で靴なんて履けないしね。

人は自分に無いもを欲しがる。

 

ファッションセンスのかけらもない自分だが、自転車に関しては

いつも色気づいている。

一人で練習に出れば『今日はベストタイムが出るか』と思うし。

二人で行けば、『絶対負けるか』と思うし。

皆で走れば『どうやって勝とうか』と思い走っている。

 

レースの前になれば『うまくすれば優勝できる』、

『展開が味方すれば…』と実力を無視した妄想を

半ば本気で繰り広げる。

走る以上はいつもムンムンに色気づいている。

人によってはそれを”邪悪なオーラ”と呼ぶが。

 

勝ちを狙い走る選手はどの選手も色気に満ち溢れてる。

それは一緒に練習したり、レースの集団の前で走っていればすぐわかる。

体から溢れ出す色気は隠して隠せるものではないのだ。

その反面、最も選手として評価が低いのが『あいつ勝とうという気があるのかな』

『試合に出ることが目標になってるやん』と言われるような走り。

そんな色気のなさでは、男も女も寄ってこない。

もちろん勝利の女神も。

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色気を持ち続けているから辛い朝練も頑張れるし、

危険なゴールスプリントに突入していけるのだ。

 

シーズンもいつの間にか終盤を迎えている。

秋の走りやすい季節、しっかりと練習したい。

限界は自分で決めない、常識なんて全て打破する。

苦しいのは気のせいだ。苦しさの向こうに勝利がある!

それが出来るのが”お色気パワー”だ。

 

色気とは選手としての目標意識であり夢。

さて、明日も変な色気出しまくりで練習だ。

 

脱サプリ

 

胃カメラを飲んだことあるあるだろうか。

もうだいぶ前になるのだが、なんだか胃の調子が悪く

しばらく様子見していたのだが、一向に良くならず、

いつもキリキリと痛みがあり、病院嫌いの私も流石に

胃がおかしい・・・ちょっとえらいことになってるかもと

思うようになり、総合病院へ駆け込んだ。

 

しかし、大きな病院はすぐには検査をしてくれない。

予約を取って、10日後ぐらいに人生初のカメラを飲んだ。

自転車乗りだから…自分自身は苦しみに強いと過信していたが

その自信はあっさりと崩れた。

 

どう表現すればいいのか、適切な表現がないぐらいに苦しんだ。

山の頂上でもがき切った苦しみが永遠に続くような・・・。

涎と嗚咽、胃液の嘔吐を果てしなく続けた。

もう、この苦しみが続くなら病気が見つからなくてもいいとさえ思った。

 

結局、異常は見つからず”多少の炎症が見られる”という所見を頂いた。

あれだけ苦しい思いをしたのに、何もないってどういうこと?という

お門違いの不満を感じたものだ。

ついでにやった、ピロリの検査では陽性と判断され、除菌の処置を

したことだけが、私の得たものだ。

 

そこでじっと考えた、あの調子が悪いと自覚した直前に何があったのか…

すでに月日は流れていたので、すぐには思い出せなかったが、

ある情景が頭に浮かび、もつれた思考が解けていくのを感じた。

参鶏湯!

 

サムゲタンだ。

正確に言えば参鶏湯に入っている朝鮮人参。

管理のビルに入居した韓国ラウンジにご挨拶がてら行った折に

出されたものだ。

おいしく頂いた鍋の底には朝鮮人参が沈んでいた。

いわゆるママに、『これは食べるの』と聞いたら『食べる人もいるし、

残す人もいる』、『元気になるよ(笑)』と言われ、むしゃむしゃ完食した。

その次の日の朝から調子が悪くなった。

ママの嘘つき!

 

なぜ気が付いたかというと、同じようにいわゆる”精の付くもの”で

えらい目にあったことがあるからだ。

それは某王手の有名精力剤だ。

成分としてニンニクから抽出された成分が入っている。

これを用量を守らず大目に飲んだら、夜中に吐き下して

トイレから出られなくなった。

実はこの精力剤が問題となっているのに気が付くのも同じ体験を同じ状況で

2度味わったからだ。精力剤が悪いのではなく、体に合わないものを

用量を守らず飲む自分が悪いのだが。

 

朝鮮人参もニンニクも、およそ効果のあるものは用法用量を考えないと

効果があるだけに、その反作用(副作用)もあると言う事だろう。

以来、ニンニクは火の通ったものを少量だけ、朝鮮人参はあれ以来口にしていない。

 

今年、春以降調子が悪く、試合でも練習でもうまく走れない日々が続いた。

と言っても、調子のアップダウンは日常茶飯事で、数か月走れないと言う事も

たまにはあり、それに一喜一憂しない生活習慣があるので、あまり気に留めずに

ここまで来た。

 

しかし、気が付けばシーズンも終盤になり、春の西チャレマスターズで勝たせて

頂いて以降、賞状がない状態が続いていたのだが、駄目押しのように先般の

魚沼TTとロードでは完走すら危ぶまれる走りに、加齢を考慮したとしても、

さすがに違和感を感じた。

 

追い込まれて初めて真剣に自分の生活の習慣の中で去年と違うところを考えた。

同じように練習をやれば、ほぼ同じパフォーマンスが出るはずなのに、

なぜそれが狂う?

去年と違う事・・・・ある。

あった。アメリカ製の総合ビタミン。

アメリカから直輸入で入手したものだ。

練習中に得体のしれないゲップも経験していた。

 

魚沼でもその他のサプリとともに試合1時間前に飲んだ。

というか毎日飲むものだから、欠かさず飲んでいた。

そうだと思うと、もう他のサプリも怪しく思えてきたので、

開けた月曜日からは一切のサプリを辞めた。

 

スポーツをしているから仕方ないと、ベストパフォーマンスを

出すためには必要だと自分を納得させて、練習前には

8錠のカプセルを飲んでいた。

お金もかかるが、それよりもある意味異様な姿だった。

 

もちろん全てのサプリが悪いわけではないし、用量を守り

体に合わないものを止めればいいだけなのだが、総合ビタミンが

原因か確証がないし、プロのような長時間練習しているわけでも

ないので、この際一切の摂取を止めた。

出来れば、シンプルな形で生活したいという想いもあったから。

 

火曜日から再開した練習ではいつもの峠で納得のタイムを刻み

水曜日もほぼ変わらぬパフォーマンスを出せた。

久々のよいタイムは群馬での全日本実業団5位にそのままつながった。

登りで脚が最後の最後まで追い込まれないから位置もキープできるし、

周りも見られるので、余裕がありゴールへのカウントダウンが出来た。

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長く成績が思うように出ないと、自分のやっていること、選手たちに

伝えていることが、本当にあっているのか自分でも分らなくなってくる。

自らが実行し、実績を積み重ねそれを伝えることが出来れば、

最高にリアルな形で迷える選手たちへのメッセージになるのではないだろうか。

 

心を騒がせるものとは・・・

 

蒸し暑さはまだまだ続くが、日の出は遅く、日の入りは早くなり

確実に季節は秋に向かっている。

朝練をしていると、わずかな気温や湿度・・・季節の変化を肌で

感じることが出来る。この貴重な感覚に浸るために朝練をしているの

かと錯覚してしまう。

 

朝は静かで車も少なく快適に待ち合わせ場所に向かう。

その静かなる進行に水を差すもの…

BB?からの異音。

カチカチと謎の音だ。

多少のメンテは自分でするので、BBをばらしてグリスアップし組み付けて

走るのだが、しばらくするとまたカチカチと音がする。

 

仕事で建物の管理をしているが、音の問題が意外に大問題に発展することがある。

足音、話し声、ピアノなどの生活騒音だ。

そもそもこういった問題を複雑化させるのは個々人の感覚の問題だ。

気になる人は通常の音でも気になるし、気にならない人は全く気にならない。

音を出している人に注意をしても、そもそも悪いと思ってないのだから

なかなか改善をしない。

しかし、被害を受けていると感じている人は日々改善しない騒音に苛立ちを深め、

最後にはニュースになるような刃傷沙汰が繰り広げられる。

 

昔、幹線道路沿いのマンションを検討しているお客さんに『前の道路の

車の音がうるさいですね』とつい営業としてはNGワードを言ってしまったことが

あるのだが、なんとそのお客さんは『そうですか?賑やかでよろしいやん』と

言ったのだ。

正直これには驚いたのだが、こう言ったことはそれぞれの感覚に相当の幅が

あり、こちらからネガティブなことを言う類のものではないと言う事をこの時に

学んだ。

 

程度の問題だが、私自身は生活騒音はさほど気にはならない。

人が生活をするということは音がするものだし、お互い様だと思うからだ。

しかし、話が自転車になるとそうはいかない。

 

自転車から発生する異音は、どこかの部品が故障しているイメージがふくらみ、

さらにそれが原因でペダルに負荷がかかっている想像へと発展する。

想像がそこまで発展するともうだめだ。

ついには、一踏みごとに発する異音が原因で千切れたのではないかという

お門違いで、お笑いな決めつけにへとたどり着く。

 

これが自身の自転車だけでなく他人の自転車も気になるからたちが悪い。

よく気になるのは、チェーンの油切れの音だ。

前を走る選手のチェーンから”キュラキュラ”と音が聞こえると心の中で

『戦車かよ!』と突っ込みを入れている。

 

人は音から少なからず影響を受ける。

自分の感性に合う音楽はテンションを上げたり、気持ちを落ち着かせるだろうし、

川のせせらぎや、風に木の葉が揺れる音を不愉快に思う人はいないだろう。

 

自転車は無音がいい。

風の音と息遣い、シフトの音、そして最後に嗚咽があれば最高だ。

さて、残り少ないロードシーズンもうひと頑張りだ。

 

ようやく気が付いた・・・

 

割と難しい顔をしていつも何か考えているように見えるらしいが

みんなが思うより何も考えてないし、考えていても大したことを

考えているわけではない。

だから、大ボケをかまし、泣きたい気分になることもあるが、

そこは我慢一筋、変なところで競技者の忍耐力を実感する。

 

かなり前から『なんか変やなぁ』とは思っていたが、基本的に

自分が間違っていないという思い込みがあるので、自分の

感覚すら信じられないようになっていたようだ。

スプロケットの話だ。

 

12-25のスプロケットで走っているつもりが、いつの間にやら

11-25に変わっている。

なぜに??確実に言えることは自分で買ったことはない。

トップは13の時代の選手だから12もあれば十分で11なんて踏めない。

 

違和感は4枚目から5枚目にシフトしたとき2枚飛びになるときに

感じる・・・17→19だ。

ローテで中斜度の登りをアウターで回してるときに特に感じる・・・

あれ?4枚目からトップまではフルクロス(1枚飛び)だったよな?

自転車の上で、小学生のように何度も指を折ってギアを数えるが

基本的にギアが間違っている可能性は頭の中から排除してしまっているし

酸欠の頭で合理的な答えが出るはずもなくうやむやにして一昨日まで

走ってきた。

 

そう、一昨日・・・変速が少し不調なので、掃除もかねてスプロケット

ばらした。歯飛びなどもなく、再び組み付けていくとスプロケットの稜線が

きれいな富士山ラインにならない。

ようやくこの段になって、歯数に疑いを持ち始め、歯数の刻印を確かめながら

組み付けて行き、自分が踏んでいたのは11-25だと知ったのだ。

 

スプリント練習の時に13だと思って踏んでいたのは12だったとはこれは驚いた。

まあ、ギアは数字より脚に聞くのが正解だから数字はどうでもいいのだろうが。

昨日は12-19・21・23・25で朝練へ行き、涎が出るまで追い込んだわけだが、

18Tがある幸せを十分に味わった。

 

些細なことだが脚の限界まで追い込んでいる時の1枚は予想の外大きいものだ。

希望のギアを手に入れて今はとても気分がいい。

ギアを指折り数えることもないし。

幸福感は意外なところにあるものだ。

さて、週末は難しい顔でなくえびす顔で追い込もう。

 

全日本選手権(サポート)

 

朝3時15分に目覚ましに起こされる。

通常の朝練は4時半だから1時間ちょっと早いだけだが

ここでの1時間はかなり眠たい。

4時を越えたら朝だけど、3時台は夜中と思う。

 

こんな早くに起きて何をするかと言えば、栃木県で行われる

U23全日本選手権へチームのサトチンを連れて行った。

知らない人もいるかと思うので、少し解説するが全日本選手権

名前の通り、日本のチャンピオンを決める大会だ。

昔は年齢別カテゴリーは無かったが、今はエリート(成年)、

U23(23歳以下)、U17(17歳以下)とU15(15歳以下)に分かれている。

この大会で各世代のチャンピオンが生まれる訳だ。

 

主催は我々がいつもお世話になっているJBCF(全日本自転車競技連盟)ではなく

その上部団体JCF(日本自転車競技連盟)によっておこなわれる。

つまり、日本の登録競技者・・・学生、実業団、プロが一同に会して、日本チャンピオンを

決める大会だ。

実はこの大会は出たいと思っても簡単には出ることができない。

国内の主要大会で上位の成績を出したものだけが参加の権利を得られる。

戦いはエントリーの前から始まっているのだ。

 

話しは戻るがなぜ全日本選手権が特別視されるのか少し解説する。

日本一を決める大会であるので、特別な大会であることは当然だ。

誰もが憧れる日本チャンピオンのジャージを手にしたい。

日本チャンピオンになりたい!

1年間着用する事が出来るチャンピオンジャージを着て走る事、

それは競技者の一つの到達点でもあるだろう。

 

しかし、志し高き選手がこのジャージを渇望する理由は他にもある。

日本チャンピオンや上位入賞者になればJCFの強化対象選手になれる

確立が非常に高く、海外遠征や世界選手権に選ばれる対象者にもなれるのだ。

いくら実業団の成績を重ねても、参考にはされても、強化選手になるのは難しい。

 

若くして単身海外に打って出て、海外のクラブチームで成績を収めて海外の

プロチームにスカウトされて、プロ選手として戦うと言う方法も偉大な先人が

道を開いているので今ではハードルが低なり、一つの方法として確立してはいるが、

全日本選手権で好成績を上げて、強化選手になり、ナショナルチームの一員として

海外遠征に向かうのは、自転車競技界の王道と言えるだろう。

そういった部分が、いやが応にもこの大会が特別視される理由だ。

 

通常実業団のレースはPで100K前後、E1でながくて100K以下で短いときは

50K以下だが、今年の全日本選手権U23が160Kでエリートに至っては240Kと

破格に長い。おそらく世界のナショナル選手権の通例に習っているのだろうが

普段こういった距離のレースや練習をしていない選手には相当に厳しい、

単にに距離だけでも厳しいのだが、全日本選手権のコースは一定以上の

勾配を含む為、レベルの高くない競技者では完走する事もおぼつかない。

 

更に完走を難しくするのが、足切時間の短さだ。

今年に関しては結果的に集団にそれなりに人数が残り、足切時間も長く取って

いたようだが、2013九州で行われ新城選手が優勝した大会では完走が16名

という厳しさであったようだ。

 

さて、そんな厳しく格式高い全日本選手権に初出場したサトチンだが残念ながら

落車に巻き込まれ、実力を発揮できずリタイアを余儀なくされた。

1年間この日を目標に距離を走りこみ、距離が走れても途中で遅れてはレースに

ならないよと言う私のアドバイスに従い、平日は追い込む練習を行い、機材と

体調を万全に整えレースに挑んでも、一回の落車ですべてを失う世界。

 

集中力が無いとか走る位置が悪いって事を言う人がいるがほんとにレースを走った

事が有るのか?どう走ってもこけるときはこける、2番手を走る選手が落車するときもある。

落車する選手の後ろを走っていれば避ける事は出来ない。

落車の確率は減らす事は出来ても、ゼロにはならない。

コンタドールだって落車するのだから。

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サトチンには不運だったが、春になれば桜が咲き、夏になればセミが鳴くように

6月になれば毎年全日本選手権はやってくる。

まずは出場権の確保からだな。

皆が応援してるぞ、頑張れ若造!

 

レース報告

 

大分更新をサボってしまったのでレースを振り返ってみる。

白浜クリテリュウム・・・

ポイント制で3周回に一度先頭から3位までポイントが付く。

全く前に出れない。スピードが足らないのか、回復が遅いのか。

最後にちょっと、まっちゃんを引き連れて前に出ただけのレース。

チームのてっちゃんが優勝。キレが違うわ。

 

堺クリテリュウム・・・

昨年展開にも恵まれE2で優勝させてもらっているレース。

最終周に2コーナーでの落車の余波を喰らい、少しできた

中切れを埋めるのに脚を使い、最終の登りはたれたれで

ゴール。やはり昨年のE2とは平均速度が違い、途中の

走行で脚が削られていたのだろう。10位。

ここでもチームのこにちゃん、てっちゃんが驚異のワンツー。

 

広島県ロードレース・・・

県外の人は出場できない感じを受けるが実はそうではない。

誰でも出れるレースの上に86キロも広島の素晴らしいコースを

走れるコスパの高い大会だ。

今年発足したヴィクトワール広島が終始集団をコントロール

翻弄されたレースだった。

ヴィクトワールを中心とした逃げで8名が確定し、着の無い集団での

ゴールスプリントで2番手の10位。

微妙なリザルトだが、逃げに乗る力が無いのだから仕方がない。

showPicture.do 9位で同い年の頑張るおじさん酒居さんと。

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3day’s Road 熊野・・・

三日間あるレースの二日目と三日目を走った。

二日目は千枚田の登りを走る山岳コース。

非常に残念なことに登りでだらだらと遅れ、

90位でゴール。もう全くダメ。

 

三日目はクジラの町、大地町でのロードレース。

コースがテクニカルで距離も短いのでクリテリュウムの

臭いがたっぷりの大会。

どの面から見ても前で走る事が必須のコースなのだが

脚が無いため、どうしてもズルズルと下がってしまう。

入賞する為には最終回の最後の下りで10番手以内で下りたいと

思っていたが、それも叶わず、中切れしそうになりながら、

一時も脚を休める事が出来ずにスプリントに入る。

一応のもがきをするが、全然前に出られずそのままゴール。

16位。ダメだ。

 

個人的にはダメダメな成績だがチームとしては1日目こにちゃん。

二日目、三日目はてっちゃんが優勝し、更には山岳賞も。

もう何も言う事の無いほどの結果を残した。

若手が好成績をどんどん出すと言う、ある意味正常な姿に感心する。

年配者が頑張って若手が今一と言うチームも多いし、

実際我がチームも数年前まではそうだったから。

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これだけ走れないと流石に落ち込むが、それが実力だから仕方ない。

全てを受入れて次に進む。悩んでも、考えても強くはならない。

やらねばならぬ事、やれる事を続けていく。

 

1週間ほど少し気楽に過ごして、その後は次の西日本実業団へ向かう。

選手の元気の源は他人の苦しむ姿と賞状だ(笑)

ここらで1枚欲しいものだな。

恐怖した・・・

 

春の雨が桜を散らし、植物に命の水を与える。

先日、卒業で涙した若者が、新しい環境に胸を躍らせる。

春は良いな。

希望と躍動の季節。

 

話しは変わるが、自分も去年”卒業”を自覚した。

去年の春・・・長島スパーランドで。

そこは富士急ハイランドと並び称される絶叫系アトラクションの宝庫。

子供に付き合わされて、やたら沢山の絶叫モノに乗ったが、

自分が想像しているより、ずっと恐怖を感じる。

平常心の中で恐怖心を楽しんでいると言う状態でなく、

パニック的に恐怖を感じ、心から『もう乗りたくない』と感じた。

 

帰りのゲートをくぐり、どうしても乗れなかった

「スチールドラゴン2000」を横目に見ながら決意した。

『もう絶叫系は卒業』しよう。

恐怖を楽しむのではなく、心から怖い思いをしてまで乗らなくていいだろう。

 

もう20年以上前…

今でも、心に刻まれ忘れられない先輩の話し。

 

その先輩は自分よりだいぶ年上で、私が高校生の時代に当時の実業団

(プロ)チームを引退し、その後は趣味程度に競技を楽しんでいた。

先輩はピストを中心に走っていた選手で、プロ引退後もピストを中心に

レースに出ていた。

 

その先輩が有る時、『競技はもう引退する』と寂しそうに言う。

もうその時は一線で頑張る選手ではないのだから、”引退宣言”まで

しなくても良いのではないのかと思い『ええっ、何でですか?』と尋ねると

 

『ピストで団体で走ってる時に、前が狭くなった時にバックを踏んだんよ』

※ピストにはブレーキが付いてないので、速度調整の為にペダルを逆回転
の方向に力を入れる事を『バックを踏む』と言う。

前が詰まって、バックを踏むのは当たり前の行為ではあるけど、先輩が

違和感を感じたその瞬間は本人にすれば”そこはバック踏んだらダメな時”

だったようで、その瞬間に『ああもう競技は引退やな』と感じたそうだ。

そこは、本人だけが理解できる感覚。

合ってる間違っているの話しではないだろう。

 

今年の舞洲クリテは雨だった。走り始めこそ降っていなかったが、

途中結構な振りになった。

そこで感じた違和感・・・。怖い。

選手に適度な恐怖心は必要だろう。当たり前の事だ。

恐怖心が無ければ無用な落車を起こし、選手生命どころか命を縮める。

 

しかし集団でレースをしている以上、コーナーでビビり、少し離れては

詰めるような走りは無駄に脚を使うだけでなく集団走行に馴染まず、

他の選手にとって迷惑なものだ。

 

百歩譲って・・・コーナーリングの技術は人それぞれで、そんな選手も

いるとしても、収まらないのは本人の違和感だ。

昔何でもなかった事。いや、標準よりうまいと思っていた事がうまく出来ない

もどかしさ。。。いや、喪失感が心から離れない。

 

週末の白浜は晴れるだろうか・・・

天候がいかにあっても、皆同じ条件で走っている。

天候もレースの内だから、ウエット路面云々は泣き言でしかない。

でも、やっぱり晴れて欲しいよな。