また血の味がした

 

約束の場所に、未明に集ったのは3名。

のいちゃん、みぞさん(HN募集中)。

集合時点では、夜中と同じ状態の暗闇。

全く・・・好きな奴らだ。

 

土曜日はローラー1時間半。

日曜日は120㎞を一人で走った。

月曜日は休息日。

で、今日はプログラム的に全開の日。

しばらくは全開の日が続く。

 

休息日を挟み、今日は調子が悪くないはずと思いながら走り出す。

いつもの事だが、初っ端からオーバーペースな突込みからスタート。

のいちゃんの後先考えない走りが良い。

 

前半ゆっくり入って、後半上げて行っても、結果オールアウトすることは

出来るし、練習の満足感はあるけれど、ここではそんな大人の走りは無用。

限られた時間の中で、高い負荷を、出来るだけ長く体に与える。

 

今日もみぞさんが強く、三差路で脚が売り切れた(刺客募集中)。

後は出来るだけ垂れ無いように踏んでいくが、三差路までのダメージが

大きく、結果的にかなり垂れてしまう。

頂上付近は雪解け水が、道路中央に流れてきて、それが凍っており

非常に危険な個所が数カ所あったが、全般的には大丈夫だった。

 

裏高はのいちゃんが軽いダンシングで攻めて、先頭通過した模様。

模様・・・。千切れて見えなかった。

中途半端で千切れてはイカンと頑張ると、次のステージまでに回復せず、

登り口から、コリャあかん。となるのが最近の傾向。

年齢からくるものなのか?

 

帰り道の、登り返しスプリントポイントは1147Wで先頭通過。

ここだけは、取らせてもらう。

 

さて、本日よりベース的な期間から試合対応の練習へ移行した。

 

FaseⅢ突入。

 

だからと言って、朝練で何が変わる訳でもないけど、気持ちが変わる。

僅かな気持ちの差が結構大きいのが、競技の世界。

苦しいときに、あきらめの気持ちがちらっと出ると、途端に踏みが甘くなる。

試合をイメージすれば、仮に千切れても持続は出来る。

出来なくても、出来るように頑張る。

それが大事。

 

”最後は気持ちの強さ”、とは言い古された言葉だが、正にそれだな。

前にも書いたが、気持ちの強さは普段の練習で発揮してほしい。

目標を立て、練習計画を立て、二度寝せず、朝練へ向かう。

食事と飲酒をコントロールし、十分な睡眠を心がける。

 

練習で妥協なくもがくのは、そのベースが有ってこそ有効に機能する。

試合での気持ちの強さなんて、競技者なら当たり前の事だ。

 

誠に堅苦しい話ばかりだが、心の底から強くなりたいと思うなら、

自然体でクリア出来る事ばかり。

 

シーズンインは近い。

頑張れ、競技者たち。

あ、俺も。