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全日本選手権に思う

 

西日本クラッシックで前半戦が終わり、次のレースまで間が開いた。

1週間ほど適当に過ごそうと心に決めたはずなのに、

火曜日にはローラーに乗り、木曜日には朝練へ行ってしまう。

 

木曜日の朝練は、定例で行われている朝練に参加せず一人で走った。

人と絡むと、もがいてしまうし、朝練はアゲアゲと相場は決まっているので。

一人で一定ペースでと家を出たはずなのに、何故だか登りが始まると、

追い込みたくなってしまう。

 

これではイカン。本来の目的と違うと、負荷をかけるのは止めたが、

気を許すとどんどん上げたくなってくる。

完全にもがき癖が付いている。

病気だ。

 

いつも休みたいなぁと思っているのに、練習へ出ると追い込んでしまう。

アルコールがやめれない人がアルコール依存症なら、

私たちは、もがき依存症だな。

 

話しは変わるが、先日、全日本選手権が行われた。

昨年は大分で行われ、新城選手が格の違いを見せつけて優勝した。

今年は岩手県八幡平で熱き戦いが繰り広げられたようだ。

 

プロ、学生、実業団選手を問わず、日本最高の競技者を決する大会だ。

自転車競技者として日本チャンピオンを名乗れることはもちろん、

この大会を上位で入賞すれば、世界選手権やオリンピックへの道が

開かれる。

JCFに競技者として認知され、強化選手になるには、この大会で

入賞することは必須条件だ。

 

それだけに、選手のこの大会にかける、意識の高さは格別だ。

誤解を恐れずに言えば、選手は全日本が全てで、そこで成績が出れば

その他の国内の大会の成績が悪くても気にならない位に入れ込んでいる。

全日本とはそんな大会だ。

 

結果は佐野淳哉選手の優勝。

彼の事は全く知らないが、去年かなり苦労が有ったようだ。

シクロワイヤードを読み、胸が熱くなった。

 

1年に1度のナショナル選手権。

勝者は1年間、日の丸を胸に誇りを持ち競技に挑む。

敗者は1年間、勝者と呼ばれる為に苦しく長い練習を積み重ねる。

 

それぞれの思いが凝縮された全日本が今年も終わった。

この気高くも壮絶な戦いは来年は栃木県那須で繰り広げられる。

頑張れ、若き選手たち。