季節を感じる

 

私たちの住む日本は一年を通じて四季が有り、

季節の移り変わりは、日本人の心に多くの潤いを与える。

しかし、昨今の日本は季節感が薄れ、心に染みるような

季節の移り変わりを、感じる瞬間が無くなりつつある気がする。

 

私達・・・朝練に勤しむ者たちは例外だ。

夜明けの時間の変化、鳥の鳴き声、異常発生する尺取虫、

飛び回る蝶々、日に日に暖かくなる風。

 

梅雨の気まぐれな天気や、ゲリラ豪雨にも季節を感じる。

薄いウエアで風を切れば、自然も季節も体に染み入る。

朝練してる者へのご褒美だな。

 

先週末は西日本実業団の対策練習。

熊野から調子を落としており、とっても苦労した。

土曜日はゲリラ豪雨に会い、中途で集団から離れ

一目散に下山するが、ろくに前も見えないほどの雨で

暫くすると、体温が奪われ震える。

えらい目にあった。

 

日曜日は所用で中途参加になり、周回コース逆走で

集団と合流するも、1周持たずに千切れる。

ここのところ、長い登りは全くいいところが無い、

年齢的にそこの能力が失われたのだろうかと思ってしまう。

 

火曜日と今日も朝練。

どちらも初っ端の20分余りの登りで千切れる。

ここでも長い登りの弱さを露呈する。

後の10分までの登りはそれなりに行けるので、

広島では何とか頑張りたいものだ。