今日は久々に朝練なし。
昨晩は、”明日は朝練ないわ~”的な解放感を味わい酔っぱらう。
先日の天川村グルメライド?の帰りに地物の桃を買って帰った。
これが、とっても美味。誰かが言ってたけど奇跡の果実ですね。
今は美味しく頂いている桃ですが、よだれ、汗、の流れる中で沢山の桃を食べてきた。
今の競技者は全く知らないようですが、私たちの世代の試合での補給食は桃。
桃の缶詰なんです。
試合に向かい、宿の近くのスーパーで桃缶を買う。
黄桃はだめ白桃の缶詰限定。
黄桃は固い。
この時、ビニール袋を多めに頂く。
宿で、桃缶を開けて一口サイズに切り、適度な汁と共にビニール袋に入れ縛る。
縛った後の、余った部分のビニールは切り捨てる。
これで完成。
これを選手みんなでわいわい言いながらいっぱい作る。
結構楽しかった。
これをレース中おもむろに、取り出してビニールを歯で破り食べる。
そして袋は投げ捨てる(ごめんなさい、そんな時代です)。
もちろん、バナナとか饅頭とかもあったけど、個人的には桃の一手だったな。
栄養学的にはかなり疑問。
詳細は省きますが1989年、宇都宮の世界選手権の前年の段階で、補給食に桃を
食べていた証拠が有るので、20年ほど前までは日本のトップチームでも桃缶を
補給食に使っていたのはほぼ間違いありません。
店長にも確認しましたが、やはり桃だったようです。
その後、カーボローディングなんて言葉が出てきて、雪印からだったと思うが
ゲータロード(ゲータレードではない)なんて言う、粉末を溶かす飲料が出てきた。
これは、炭水化物の液体で水あめを薄めたような飲み物。リンゴ味だったな。
長いレースは補給食としてこれも併用してた。
なぜか今は生産中止になってるけど。
それにしても、今は良い時代ですね、自転車店で補給食が買えるし、種類も豊富。
でも、こう書いていると、久しぶりに桃缶食べたくなってきたな。
誰か挑戦してみる?