何時も競技の事ばかり書いているので、たぶん大半の読者は競技関係の人だろう。
毎回のように、涎や嗚咽の話しばかりで、普通の感覚では耐えられないと思う。
競技を目指さない人が、涎を垂らしながら走る必要はないと思うが、
どんなカテゴリーや志向で走っている人にとっても、速く走れれば自転車の楽しみが
広がり、素晴らしい世界が待ってるって話を少し・・・。
ロードバイクは基本的にスピードを出しで走ることを想定して設計されているので、
速く走ってこそ本来の性能が引き出せる。
逆にゆっくりでサドルにべったり座って走ると快適でない設計になっている。
サドルは固いし、ハンドルは低い。
低速での快適感は無い。
ところがスピードが乗ってくると、ロードは違う乗り物になってくる。
それが本来の姿でありロードの設計速度。
早く走れるとどんないい事があるのか。
1.速く走れると自転車本来の性能を引き出せて、走行自体に楽しさを感じることが出来るようになる。
速く走れると言う事は、いっぱい進むと言う事です。
2.速く走らせる事ができると、今までより行動範囲が広まり、より楽しむことができる。
どんどん、見た事の無い景色が見れると言う事です。
今まで行けなかったところへ行けます。
そして、速く走れると言う事は、普通に走れば、余裕があると言う事。
3.速く走れれば、走行に余裕が出来て、安全走行に繋がります。
目一杯で走ってると、前の人のお尻ばかりを見て交通の流れを
見る余裕がなくなります。
集団走行なら自分の安全は他の人の安全でもあります。
そして景色も一杯見て楽しんでください。
4.速く走れれば、グルメランなどでの現地滞在時間に余裕が出来る。
走ってばっかりでは楽しくないですね。カフェやグルメの時間も余裕が出来ます。
色々と書いたが、レースに出なくても、走りを楽しみ、安全に早く移動し、
行動範囲を広げ、より豊かなサイクルライフを楽しむためにも、
少しばっかりの練習はどんな自転車乗りにも必要だと思う。
まだまだ、朝は冬の寒さだが、日中は春の日差しを感じられるようになってきた。
イベントランだけでなく、少し練習風味の走りをしてみませんか。
きっと、頬に当る風がいつもと違いますよ。