実業団輪島が台風の影響で中止になった。
選手にとってこれは痛い、今回は発表が木曜日なんでまだましだけど、
一生懸命距離を乗り込み、そして週末に向けて距離を落としてきて、
カーボローディングもして、前日はほとんど乗らずに、一杯食べて朝になって中止を喰らうと、
思いっきり”ガクッ”となってこけそうになる。
この脚のグリコーゲンどうしてくれる?
そして、また乗れずに車で地元に帰る。
太るし・・・
しかし、自転車のレースは雨が多い気がするな。
特に今年は呪われてるな。台風といい、ゲリラ豪雨といい土日ばかり。
乗鞍も中止だったし。
ジャパンカップも相当過酷な気象条件だった様だ。
海外選手でも結構リタイアしていたな。
雨で気温20度以下のレースは気を付けなければいけない。
気温15度以下のレースはもっと気を付けなければいけない。
何を?防寒対策です。
ジャパンカップはおそらく15度以下の雨の環境。
装備を間違うと、寒さに凍えレースどころではなくなる。
経験者は知っているが、冷えが進むと末端がしびれて、ブレーキが
うまくかけれなくなる。体が震えてハンドルが震える。
筋肉が硬直してうまくペダルが踏めなくなる。歯が鳴る。
そして、意識が朦朧としてくる。
こういう状況になると、脚が残ってるもの勝ちじゃなくて、暖かい装備を
しているもの勝ちの状況が生まれる。
レースでは一人で走る雨の練習と違い前走者の跳ね上げがもろに体にあたり
急速に体温を奪うので、いつもの感覚で挑むととんでもない目に合う。
サポートカーの無いアマのレースでは走行中に装備の変更は出来ないし。
ま、一度はとんでもない目にあってリタイアすれば次は慎重に考えるようになる。
それも経験ですね。
雨の日のレースを快適に過ごすコツはまた追々お話しします。
(出し惜しみかよ)