流石に5日休むと咳が止まってきた。
まだ肺の奥に違和感があるけど、どうにか制御できる範囲になってきた。
シーズン前の大事な時期に、貴重な時間を5日も失った。
失ったものは取り返さなければならないから、今日から朝練復帰。
頑張りすぎて、前より事態を悪くさせる可能性がるので、じわっと様子見で乗る。
基本的に練習は北に進み、標高も上がるので、家を出てから段々と寒くなる。
箕面市に入ると、スターダストのように雪が降り出す。
とても粒が小さく、街路灯に照らされて、綺麗だなと思いながら走っていた。
そして2周目…急激に状況が変わる。
北に上がるのと、積雪がシンクロし道路の様子が一変。
記念撮影をして、あわてて、南へ下がる。
ロードのタイヤではこのあたりが限界。
無理してみても何のメリットもないし。
追い込んでないので、咳も比較的ましだな(止まっていない)。
しばらく落ちないようにそして、咳が悪化しないように探りながらの
練習で行く。
先日の淡路島の練習でちょっと気になった点をここで挙げておく。
一つは、練習がきつくなると、特に登りでセンターラインの近くを走る人がいる。
レースではそういう位置を走ったほうが良い場合もあるけど、公道での
練習は、田舎道ならべったりキープレフトでなくても良いが、やはり出来るだけ
左寄りを走りたい。
でないと後ろから抜くこともできないし、無理に前に出ようとすれば、
センターラインオーバーか、左抜きしか選択肢がなくなり、とても危ない。
もう一つは、円のローテーションをするときの事。
かなり前にも書いたけど、円のローテーションは数珠。
数珠は繋がってるから、個人の自由は通らない。
右側を50km/hで走って、先頭に出て左に寄る。
左列の先頭で50km/hを維持したら、右側を走る人は50km/h以上出さないと
前に出れないので、とてもキツイことになる。
更にその次の人にも、その余波が伝わるし、先に左列を走っている人は
48km/hで走っているわけだから、左列の隊列も中切れが起こる。
少し足が余っていると、ようやく前に出れた解放感でついやってしまうけど、
ローテーションの調和を乱すのは、走りのマナーとして良くない。
練習をキツくしないで欲しいなんて、小さな視点で言っているのではない。
脚が余って、かき回したいのであれば、右側で先頭に出たら左に入らずに、
明確に上げながらどんどん引きまくる。
そうすると、左の隊列は右の隊列の後ろに付いて、集団は徐々に一列棒状になる。
そして、もっと引きまくるとやがて、集団は分断される。
ここで集団を破壊できず、10秒で左に入るなら、それはただの我儘走りなので、
大人しくローテーションしておいたほうが良い。
もし、分割に成功したなら、そこから繰り広げられるローテーションは人数が減り
勢いが付いて、速度が上がり、脚が余っていた人が希望した地獄が味わえる。
それでも我慢ならん獣の血を持つ人は、ローテーションから飛び出してアタック!
とっても良い事です。
ローテーションでもう一つ、言っておく。
ローテーションの2列の横幅が極端に広い人がたまにいる。
キチキチに詰める必要はないが、身体に当り横に逃げる空気の
塊りを列と列の間に逃がすのはもったいない。
横に人がいるという状況での走行に慣れる事と空力の効率利用の面で
横、縦どちらにもコンパクトにおさめたい。
※安全の確保ができる範囲です。無理は禁物。技術の進歩と共に、少しずつね。
レースで逃げが決まって、ローテーションに入った時に、
脚が少し余ってるからと言って調和を乱すローテーションをすると、
思いっきり罵倒されること間違いなし。
みんな気が立ってるからね。
円のローテーションは調和を重んじ綺麗に。
破壊は明確なアタックでとお願いしておく。