家の前が大きな家で、庭に木があるので朝から蝉がうるさい。
短い一生の間に伴侶と出会い、子孫を残すために鳴くらしい。
蝉の命は短くてあっという間に秋の静寂が訪れる。
よく木を見てみるとセミの抜け殻が沢山。
シルベストの夏合宿が終了した。
乗り出して2ヶ月では正直無理があった。
冬から春を超え、ここに至っている生粋の選手相手に
中途半端な者が対等に走れるわけがない。
誤魔化しが通用する世界ではない。
二日目、120キロを超えた峠で無念のリタイア。
おかげでサポートカーから彼らの熱い走りが見られた。
若手が育ってきているし、ベテランにも活が入っている。
チームが良い形で稼働しているのを実感。
更なる熱き魂は何時でもウエルカム。
この歳で一線の選手と肩を並べて意地を張る事自体に無理が
有るのかもしれないが、やっぱり走り出すと辛くて楽しい。
前で本気のやり取りがしたい。
男同士のピュアな世界・・・貴重なひと時。
千切れて一人で踏んでいても楽しくないし。
もう少し精進しよう。
秋には形になるだろう。
今年の夏は厳しい夏になりそう。