2014-01-01から1年間の記事一覧

集団と言う流体に同化するとは?

時代時代で常識って変わる。 ギアレシオの常識も・・・ 30年以上前に組んだ初ロードは52×42の13-19の6速。 その後1985年ごろから7速化して13-21へ。 フロントはたぶん1988年ぐらいから39に。 第一次現役引退時のギアは52×39、13-21の7速…

まずしなければならない事は練習ではない!

シーズンオフだから是非してもらい事が有る。 筋トレ?ランニング?仕事?機材の更新? 全部大事な事だがちょっと違う。 一番最初にしなければならない事が有る。 具体的で明確な目標設定。 どのレースを狙っていくのか、どんな成績をあげたいのか、 具体的…

得手と不得手

自転車乗りのその走りの得意分野を表す言葉として スプリンター クライマー TTスペシャリストとか、更には最近では パンチャーとかルーラーとかの細かい区分けを耳にする。 確かに、陸上競技にマラソン選手、中距離選手、短距離選手が あるように、自転車競…

久しぶりに行った筋トレの結果

肩がこわばって、頭が重い。 筋肉痛って、ある程度を超えると気分が悪くなる。 これって自分だけなんだろうか。 11月20日の愛知県美浜でのクリテリュウムで 今シーズンの実業団の試合を終えた。 最近はそのままシクロクロスのシーズンに突入するメンバ…

季節の変わり目に想う

シーズン中は自転車競技が忙しくて、遊びも含め 色々な事をシーズンオフまで先延ばしにしてきたので 今は飲み会やら旅行などで忙しくも楽しい毎日を送っている。 自転車にはほとんど乗っていないこの頃だが、あまり落とし過ぎると 後が大変なので、ぼちぼち…

シーズンオフにつれづれに想う

沖縄と幕張での試合が終わり、ロードレースのシーズンオフを迎えた。 最近はシクロが人気で、泥遊びに精を出す面々も沢山いて 明確なシーズンオフを取らない選手も多い。 肉体と精神の回復をその人が必要としないなら、オフは絶対必要な ものではなく、通年…

反省だけならサルでもできる

もうだいぶ日が経ってしまったが、少しレースの事を書こう。 舞洲クリテリュウム・・・ 春と秋の2回開催される平地のオーバルコースをぐるぐる回る。 コーナーでのスピードダウンがほとんどないため、クリテリュウム独特の 後が不利と言う状況はあまりない…

不調期と心の靱性

今年は、例年に比べて調子の浮き沈みが 少ないので喜んでいたのだが、そうは問屋が卸さない。 こっちが忘れていても必ずやってくるのが、 税金の納付書と不調期だ。 絶対来るなら、来た時の対処法が重要だ。 戦う・・・不調は無視してとにかく走る。 逃げる…

練習に伴う周辺作業

相当長い間更新をさぼってしまった。 基本的にマルチタスクに耐える能力がなく、 仕事で追い込まれると、他の事が停滞してしまう。 自転車の時間は何としても確保するので、 段々とブログの更新の時間が無くなるのだ。 特にドラマチックな人生を歩んではい…

切れ味鋭い刃物より鉈が良い。

「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。 最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」 ダーウィン ※ダーウィンの著書には上記の記述が無く、後の創作とも言われている

究極の鋸に見る精度感

ストラディバリは300年以上前のイタリアの弦楽器製作者。 彼の作品ストラディバリウスと言えばは誰でも知ってるだろう。 その最高峰と言われる音色を手に入れるには少なくとも 億の単位の資金が必要となるようだ。 オーケストラと聞くと眠くなる私のような…

クレーム対応と自転車競技

先日、このブログへのアクセスに問題が有ったようだ。 なんだか、技術的なことは解らないが、外部からの攻撃らしい。 何かと攻撃的な話が多い世の中だな。 仕事で管理業務を受託しているのだが、内容的にトラブルの 後始末が多い。 当然、ほとんどの場合、…

水虫ではないけどね

隔靴掻痒 なんて仰々しい言葉だ。 私が初めてこの言葉を知ったのは筒井康隆の 小説だったと思う。 読み方は「かっかそうよう」だ。 ネットで調べれば「痒いところに手が届かないように、はがゆくもどかしいこと。 思うようにいかず、じれったいこと。物事の…

自転車はエコなのか?

エコの話しはいつも疑って聞いている。 エコの話はまやかし、嘘が多い。 特に企業が言うエコは、眉唾物が多い。 要らない電気は消しましょう。 出されたものは残さず食べる。 華美な事はせず、質素、シンプルに生きる。 そんな、ごく普通の暮らしから発する…

オヤジが箱に入っていても可愛くないし。

ハッと気が付いた時には、車は正面に迫ってきていた! 身体は本能的に左端へ自転車を寄せる。 ちょっとびっくりしたが、離合は難しくない道路の幅だ。 しかし、車は何故か同時に同じ方向へ! 死ぬ。 1988年の早春の事だ。 寒いスイスから逃れ所属チーム…

法話に心を打たれる

先日叔母が亡くなった。 調子が悪いなと思った時にはすでに手遅れで 医者から淡々と余命を宣告された。 転移が各所にみられ、緊急を要する部位を 切除する手術を受けたが、結局宣告された余命より ずっと早くこの世を去った。 手術してからはずっと調子が悪…

嫌いだけど好き!

エアコンが嫌いだ。 その反面、とても恩恵にあずかっている。 職場でも、家でもお店でも。 嫌いな部分は、エコでない部分と不快な感覚。 自然な環境で暮らしたいという想いが有るが、 そんな理想がかき消されるほどに大阪の夏は過酷だ。 家に帰り、部屋中に…

労働意欲の源泉は・・・

なんと表現したらいいのだろう。 殺人的と言うか、皮膚をじりじりと焼かれる感覚。 湿度はMaxでエアコンの部屋から出るとムッとする。 毎年こんなに暑かったかな。 30度前後までなら、気合で我慢が出来るのだが、 そこから先はダメ。 35度越えはスポー…

子供の頃よくパンツのゴムが伸びたよな・・・

練習を沢山し、食事も工夫して試合に向けて、ピーキングをする。 肉体と精神が張り詰めて、”ああ今非常にいい状態にあるな”と 思える時が有る。 実際走っても、調子よく走れるのだが、この状態は要注意だ。 運動と言う刺激を与え続けなければ、競技者は普通…

実業団石川

実業団石川ロードが終わった。 開催地は福島県石川町。 サブタイトルは東⽇本大震災復興⽀援大会となっている。 表面上は何も震災の影響を感じないのだが、やはり風評被害が 根強くあり、観光や農産物の被害はいまだに残っているらしい。 スタート地点は学…

求める答えはどこにあるのか

こんな話を聞いたことは無いだろうか・・・ 「仏師は、木に仏を彫るのではなく、木の中に埋まっている仏様を顕わす」 つまり仏像は”木を彫る”のではなく仏様を”掘り出す”ということらしい。 人間ごときが仏様を創るのではなく、実体はもとよりそこにあると…

水分補給と環境負荷

自転車に興味を持ったのが中学生のころ。 それからしばらくはツーリングを楽しんでいた。 高校2年生からは自転車競技に没頭した。 ちょうどその頃、ポカリスエットが発売された。 機能性飲料のはしりだったっと思う。 試合では、スペシャルドリンク気取り…

雨に想う

土曜日はマツケンプレゼンツの早朝練習へ行った。 あまりにも暑く、日中走ると無駄に体力を消耗し、 筋肉への刺激どころか、熱との戦いに体力を消耗し、 その疲れを練習の疲れと勘違いをしてしまう。 これからの季節は朝練、夜錬を有効活用して熱との戦いを…

ネタバレ厳禁!

外から情報が入ると、その情報がベースとなり、 フィルターがかかって、そのものの実態が見えにくくなる。 例えば、ある人について噂話や過去の話を事前に聞いてしまうと、 同じ人が目の前にいても、その人の顔を見るたびにその話を思い出してしまい、 その…

ポジションの把握

ちょっと古い話になってしまったが・・・ 土曜日はチームの練習に参加した。 1stではFJTが漢気を出してスタートから踏む。 それを中盤からカーロスが引きつぎ、ペースが落ちない。 私は最後まで何とか残るべく、ぶら下がる。 最後は前に出ようとするが、FJT…

探す

時折聞こえる、キュル、キュルと言う音。 始めは鳥の無き声かと思ったが、どうも自分の自転車が発生源だ。 ペダルを回し、1回転に一度なら、ペダルやクランク周りだと断定できる。 不定期に音鳴りするので、別の場所を検索する。 実は先般の西クラ前に、試…

全日本選手権に思う

西日本クラッシックで前半戦が終わり、次のレースまで間が開いた。 1週間ほど適当に過ごそうと心に決めたはずなのに、 火曜日にはローラーに乗り、木曜日には朝練へ行ってしまう。 木曜日の朝練は、定例で行われている朝練に参加せず一人で走った。 人と絡…

失われつつある職人技 後篇

決選用のチューブラーホイールの試合前の試し履きであったり、 気合の入った、チューブラー好き以外には利用度の低いチューブラーの パンク修理技術だが、せっかくの技術が時代の波に飲まれるのを 看過するのはちょっと心苦しいので、前篇に続き実際の修理…

失われつつある職人技 前篇

6年ほど前に、再びロードに乗り始めた。 17シーズン程のお休みを頂いていた訳だが、 その間に機材は大きく変わった。 鉄のフレームはカーボンに取って代わった。 タイヤはチューブラーからクリンチャーに。 最初は違和感が思いきりあった。 ”競技者はチュ…

競技者の重大関心事とは

先日の西日本クラッシックで自転車の重量チェックが有った。 全員の自転車のチェックをしていて、公平で良いなと。 いつ決まったのかは知らない。自転車の重量規制。 少なくとも、1990年時点では、無かったルールだ。 自転車乗りにとって、自転車の重量…